【新保諒さん（あぽろん新潟店スタッフ）】仕事もプライベートも全力で！

プロフィール
新保諒（しんぼあきら）：阿賀野市出身。小学校から中学校まではバスケットボールに熱中していたが、友人の誘いをきっかけに高校から音楽活動をスタート。現在も「あぽろん新潟店」で働きながら、2020年から「The Madpotatoman （ザマッドポテトマン）」のDr（ドラマー）として活動している。プライベートでは、「鬼滅の刃」の伊之助を目標にトレーニングに取り組み、コスプレをしたクオリティの高い写真が反響を呼んでいる。

ガタチラスタッフ：『新潟人117人目は「あぽろん新潟店」スタッフの新保諒さん。プライベートでは、トレーニングで鍛え上げた肉体で「鬼滅の刃」の人気キャラクター・伊之助のハイクオリティなコスプレを披露しています！そんなあぽろんスタッフ兼ドラマーの素顔に迫りました！素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました！』

音楽の楽しさに気付いた瞬間

──ドラムを始めたきっかけを教えてください！

新保さん：ドラムをしていた父の影響で、幼い頃から真似事でドラムを叩いていました。高校生の時にその話を聞いた軽音部の友達から「ドラムがいないからやってくれ」と頼まれたことがきっかけです。学園祭でライブをした時に、ステージで演奏する楽しさにハマり、ドラムを本格的に始めました。

──初めてステージに立った時はどんな気持ちでしたか？

新保さん：音楽の楽しさに気付いた瞬間でしたね。それからずっとバンド活動をしていて、2020年から「The Madpotatoman （ザマッドポテトマン）」というバンドに加入し、ライブや音楽配信サービスで曲を配信しています。メンバー全員が新潟出身で、楽曲にも「新潟」というワードが多く入っている新潟愛に溢れたバンドなので、ぜひたくさんの方に聴いていただけると嬉しいです！

──目標にしているドラマーはいますか？

新保さん：目標としている方はたくさんいますが、一番超えたいのは父親ですね。父親は来年還暦を迎えるのですが、今も現役でバンド活動をしています。私の中ではずっと超えられない存在なので、父親を超えることが親孝行だと思っています。

新潟の音楽シーンを支えるスタッフとして

──「あぽろん」に入社したきっかけを教えてください！

新保さん：好きなことを仕事にしたいと考えていた時に、縁あってご紹介いただいたんです。大好きな楽器に関われる仕事だったので、すぐに入社を決めました。スタッフはみんな音楽が好きで、ほとんどが楽器経験者です。好きなバンドや音楽を語り合えるので最高の職場ですね。

──仕事で大切にしていることは何ですか？

新保さん：とにかく全力でやることです。困っている方がいたら一緒に解決策を考えるように、仕事でもプライベートでも何事にも全力で取り組んでいます。この考え方は体のトレーニングを始めてから強くなりましたね。

──意識まで変えたトレーニングを始めたきっかけは何だったのですか？

新保さん：お酒が好きでよく飲んでいたら、お腹が出てきてしまって…（笑）。それから今の自分がダサいと思うようになり、トレーニングを始めました。どうしてもダラダラしてしまう性分なので、期限まで全力でやろうと「100日後に鬼滅の刃の伊之助になる新保諒」という目標を立てて、トレーニングした結果がこの伊之助です(笑)。

──まさにリアル伊之助ですね…！この体を100日で作り上げているのですか？

新保さん：そうです！トレーニングの面白さにハマり、今では毎日していますが、コスプレをする時はさらにトレーニングが必要です（笑）。自己満で始めた伊之助ですが、2年目にはカメラマンのNatsu∞と「あわよくばバズって有名になりたいね（笑）」と言いながらSNSにも投稿したら、想像以上の反響がありましたね。

──“何事にも全力で”という考えから、コスプレも全力でされているのですね！

新保さん：その通りで見た目はもちろん、ロケーションまでこだわっています。元々コスプレをしていたわけではなく、妹からの勧めで人生初のコスプレをしました（笑）。SNSにはドラムやバンドの動画なども投稿していますが、伊之助の写真はSNS上でも両親や友人にもウケています（笑）。

──プライベートの趣味は他にもありますか？

新保さん：・・・やはりトレーニングとドラムですね。トレーニングは目覚めのコーヒーと同じで、出勤前の日課です。飽き性の自分がここまで続いていることに驚きます（笑）。それだけ、ドラムもトレーニングも人生に欠かせない存在です。トレーニングのおかげで心のキャパも広がっている気がして、接客の面でも良い影響を与えていると感じています。

初心者から上級者まで楽しんでもらえるお店に

──印象に残るエピソードを教えてください！

新保さん：あるお客様がバンドマンとして上京する時に「新潟を背負って上京するために、あぽろんで購入したいんです」とベースギターを注文してくれました。新潟を背負っている証として、当店で選んでくれたことが嬉しかったですね。新潟からミュージシャンが羽ばたく姿をこれからも応援していきたいです。

──かつてはお客として、今はスタッフとして働いている「あぽろん」ですが、新保さんにとってどんな存在ですか？

新保さん：今の私を育ててくれた学校みたいなところですね。人付き合いや業界・楽器の知識など、色々なことを学ばせてくれる大切な場所です。プロの方もよく利用されるお店なので、私が学ばせていただくこともたくさんありますね。

──これから楽器を始めたいという方だと少し敷居が高く感じてしまいがちです…。

新保さん：初めての方だと入口で入ろうか迷っている方が多いので、こちらから招き入れて、言葉を掛けるようにしています。これから始めたい方はもちろん、買わないけど楽器を見たい方、店内にあるアーティストの色紙を見たい方も大歓迎です！当店は新潟で初めての楽器店なので、初心者から上級者まで楽しんでいただけるお店でありたいと思います。

──最後に、今後の目標を教えてください！

新保さん：「ドラムのことを相談するなら、新保諒」と言われるようなスタッフになることです。初心者でも上級者でも、「この人になら安心して相談できる」と思ってもらえるようになりたいですね。そのために自分も音楽を楽しみながら、全力でお客様と向き合っていきたいです。プライベートではトレーニングをもっと頑張って、「鬼滅の刃」の伊之助から宇随天元のコスプレに進化したいですね(笑)。