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【新潟市】古町の人気ビストロ居酒屋『ALLEY(アリー)・池田崇彰さん』にインタビュー!“ここでしか食べられない一皿”を追求する想いに迫る♪ 

配信日:2026年09月05日 更新日:2026年09月05日

アイキャッチ

【プロフィール】

池田 崇彰(いけだ たかあき)さん:山形県酒田市出身。大学進学を機に上京し、アメリカ留学を経験。帰国後は営業会社への就職を経て、リフォーム関連の会社を立ち上げる。その後、以前から興味を持っていた飲食の道へ。2022年6月に新潟市古町で飲食店をオープンし、2024年にリニューアル。食事を中心としたビストロスタイルの『ALLEY』を営んでいる。

独立につながった海外留学 

池田さん:リフォーム関係の仕事をしていた時に、新潟の案件を紹介してもらったことがきっかけです。

月に一回以上は新潟を訪れていたので、何度も足を運ぶうちに好きになりました。地元の山形からも近かったこともあり、仕事の話をいただいたタイミングで引っ越しました。 

池田さん:ありましたね。大きなきっかけになったのが、学生時代のアメリカ留学です。転職やスキルアップのために来ている人たちと出会って、「こういう働き方もあるんだ」と感じたことは大きかったですね。 

それまで何となく「いつかは自分で仕事をしてみたい」と思っていたものが、そうした経験を重ねる中で、少しずつ現実的になっていったという感じです。 

ALLEY(アリー)・池田崇彰さん

池田さん:大学時代のアルバイト経験が大きいですね。スペインバルで出会ったシェフがとても料理上手な方で、仕事に向き合う姿勢にも憧れました。

ほかにも、リーズナブルなお店からオシャレなビストロまで、いくつかの飲食店を経験しました。

池田さん:独立して最初に始めたのは、リフォーム関係の仕事です。その後、コロナ禍の影響などもあり、業界全体が縮小せざるを得なくなりました。

その頃には、「飲食をやりたい」という気持ちがかなり強くなっていたんです。この場所を居抜きで借りて、飲食店を始めました。

ALLEYの店内

「もっと料理をやりたい」 

池田さん:最初はバーを中心とした営業でした。朝方まで営業し、お酒を飲んだり、歌ったり、料理を楽しんだりするような店です。

店内も壁一面に落書きがあるような、現在とはかなり違う自由な雰囲気でしたね(笑)。

池田さん:営業を続ける中で、「自分が本当にやりたい料理をしっかり提供したい」という気持ちが強くなっていきました。

2024年に改装し、食事を中心としたビストロスタイルへ方向転換しました。

ALLEYの料理

池田さん:新規のお客様も来てくれると思っていたのですが、リニューアル後の1年はほぼ赤字でした。 

これまでの常連さんもいましたし、「料理もしっかり提供すれば、もっとお客様が増えるだろう」と考えていたのですが…。店内のウイスキーやボトルから「バー」と思われてしまい、“料理を楽しむ店”として認識されることが少なかったです。

池田さん:料理だけでなく、テーブルマットや小物など、細かな部分まで一つずつ見直しました。周囲からもアドバイスをもらいながら、できることを試していったんです。

「まずはやってみよう」と動き続けたことで、少しずつお客様が来てくれるようになりました。小さな店だからこそ、すぐに動けることが強みだと実感しましたね。

“ここでしか食べられない一皿”を追求

池田さん:珍しい食材の組み合わせや調理方法でありながら、まずは自分が「おいしい」と思える料理であることです。 

もう一つ、「日本人が考えるビストロ料理」ということも意識しています。 

池田さん:例えば、「穴子の蒲焼きと昆布の佃煮を使ったキッシュ」です。それぞれ日本の料理として成立する食材ですが、それを洋食のキッシュに組み合わせています。

よくある組み合わせには、あえて寄せないようにしています。

ALLEYの料理

池田さん:人と同じ発想をしているだけでは、面白くないと思っています。それに、同じ発想で料理を作ったとしても、きちんと修行してきた人が作るものとは差があるように感じてしまうんです。 

他店で似た料理を見かけるようになれば、また別の組み合わせを考えます。「誰かがやっているからやめる」というより、常に新しい料理を探していますね。

池田さん:旬の食材を見た瞬間に思いつくこともあります。仕入れの現場で食材を見たり、ほかのお店で料理を食べたり…、「自分ならこうするな」と考えるんです。

そうした日々の発見が、新しい料理のアイデアにつながっています。

ALLEYの料理

小さな店だからこその強み 

池田さん:メニューは基本的に1ヵ月くらい、季節を通してやることが多いです。

その中で「これはあまり反応が良くないな」と思ったものを変えたり、「今年はこの魚、あまり良いものが入らないな 」と感じたら入れ替えています(笑)。

池田さん:小さな店だからこそできることだと思います。最初に決めたものを守り続けるのではなく、「もっと良くするにはどうしたらいいか」を考えながら変化させています。

池田さん:現在は6,000円のコースをご用意しています。通常のメニューにはない料理が出てくることもあり、しっかりと満足していただける内容になっています。

以前提供していた4,000円のショートコースは、現在はネット予約では受け付けていませんが、ご来店時にご注文いただくことは可能です! 

ALLEYの料理

「居心地の良さ」へのこだわり 

池田さん:一番大切にしているのは、「居心地の良さ」です。例えば椅子の座り心地にもこだわっていて、店内のソファは自分で作りました。

スポンジや生地まで選び、硬すぎず、柔らかすぎない座り心地になるようにしています。

池田さん:ワイングラスも6〜7種類ほど用意しています。料理がおいしいことはもちろんですが、“お店で過ごす時間そのものが心地よいこと”も大切だと思っています。

池田さん:「過不足のないサービス」を心がけています。お客様が話したそうなら会話をしますし、静かに過ごしたそうなら無理に話しかけません。

その人にとって心地よい距離感を大切にしながら、必要なときには自然にお声がけしています。

ALLEYの店内

「日常のちょっと先」にある、気軽なビストロへ 

池田さん:料理のクオリティをさらに高めて、“おいしいビストロ料理を多くの方に気軽に楽しんでもらえる店”にしたいです。 

格式の高い店を目指しているわけではなく、今のカジュアルな雰囲気は残していきたいと思います。 

池田さん:まさにそんなイメージです。気心の知れた仲間や家族、恋人と少しだけおしゃれをして、おいしいものを食べに行く。そんな時間を過ごしてもらえる場所を目指しています。

池田さん:気軽な気持ちで来ていただいて、おいしい料理とお酒を楽しんでもらえたら嬉しいです。ぜひ『ALLEY』へ遊びに来てください! 

ALLEY

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