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【新発田市】藤塚浜にあるカフェ『PARADISO(パラディソ)・阿部一也さん』にインタビュー!「絶好のサーフスポット」と「美しいサンセットタイム」を海外に発信♪

配信日:2026年08月22日 更新日:2026年08月22日

アイキャッチ

【プロフィール】

阿部 一也(あべかずや):村上市出身。20歳で上京して内装業に就き、25歳で独立。この頃にサーフィンを始める。30歳で地元へ戻り、2012年に藤塚浜海水浴場で「PARADISO」をオープン。イタリアンを中心としたメニューを提供し、サーフショップも併設している。

パラディソ

サーフィンにハマった瞬間

阿部さん:知り合いにサーフィンをしている人がいて、25歳の頃に教えてもらったのが最初です。

最初はまったく波に乗れなくて…。2回目で初めて波に乗ることができて、すっかり夢中になりましたね。

阿部さん:「難しいのが面白い」と思ったんです。周りがスイスイ波に乗っている中、初めてとはいえ、自分だけ乗れていない。

「なんで?」と悔しくなってね。もともとの負けず嫌いにも火がついて、自分の思い通りにならない難しさにハマっていきました。

阿部さん:個人事業主ということもあり、かなり行っていましたね。建築現場の仕事が多かったので、海が近い現場の時は「昼で切り上げて、午後は海だな」という具合に(笑)。

PARADISO(パラディソ)の外観

海岸近くの廃墟がパラディソの原点

阿部さん:帰省するたびに、新潟の海を見に行っていたんです。その時に、新潟の海でもサーフィンができることを知りました。

「新潟でもできるなら帰ろうかな」と考えるようになり、30歳の頃に戻りました。

阿部さん:新潟に戻ってからも内装業を続けていたのですが、40代の頃に偶然この場所を見つけたんです。

サーフポイントの目の前にある廃墟でした。友人たちと修理し、ワンシーズンだけ海の家を営業したんです。自分たちのサーフィンの拠点にしたい思いもあり、それがパラディソの原点です。

阿部さん:ご縁をいただいて、本格的に店を始めることになりました。

そこからDIYをコツコツ始めて、電気や水道などの専門的な部分は後輩にお願いしながら進めていきました。1年半ほどかけて、ようやくオープンできましたね。

PARADISO(パラディソ)の外観

「海に来てもらうきっかけ」をつくりたい

阿部さん:サーフポイントの目の前で角地。シャワーも近いし、駐車場や無料のトイレも一番近い。この場所以外は考えられませんでした。逆に言えば、この場所じゃなければやっていなかったと思います。

阿部さん:海外でもサーフィンをするのですが、サーフポイントの近くにはオシャレなカフェやレストランがよくあります。サーフィン後にご飯を食べたり、お茶を飲んだりするんです。

そのような飲食店をやるのが夢の一つでしたね。

阿部さん:コンセプトの中に「プチリゾート」があり、まさにこの言葉がすべてです。

オープン当初は「オシャレな店にすればオシャレな人たちが集まる」と思っていましたが、蓋を開けてみたら必ずしもそうではなくて…。

パラディソ

阿部さん:食事メニューは特に四苦八苦しましたね(笑)。うちの店には「サーフィン&マリンスポーツ」という強みがあったので、今日まで続けて来れたと思います。

阿部さん:「サーフィンを教えたい」というのはもちろんですが、根底には「海に足を運ぶきっかけ」をつくりたかったです。

僕が好きな海の魅力を、少しでも伝えられる場所にしたかったんです。「ちょっとやってみたい」という気持ちも満たせるよう、気軽に体験できるプログラムを多く用意しています。

パラディソから見える海

言葉がなくても、気持ちはつながる

阿部さん:聴覚障がいの方が「サーフィンをやりたい」と来店してくれました。

僕にとっても聴覚に障害のある方へサーフィンを教えるのは初めての経験。お互いにとってチャレンジでした。

阿部さん:最初はあいさつ程度の手話から始めて、何度かレッスンを受けてもらううちに、僕自身もコミュニケーションの方法を勉強していきました。

相手の「サーフィンをやりたい」という気持ちと、僕の「サーフィンを伝えたい」という気持ちがつながり、波に乗れた瞬間は今でも鮮明に覚えています。

阿部さん:とにかく理論的に説明することです。「気合を入れて立って」という精神論ではなくてね。

「膝をこのくらい曲げて、手はこの位置に持ってきて、頭は30センチくらいあげて」というように、できるだけ分かりやすく簡単に説明するようにしています。

パラディソ

この海を世界の人にも知ってほしい

阿部さん:「イタリアンカフェ」というのがベースですが、万人受けするメニューも増えてきました。

まかないから昇格した「カレー」は、年齢問わず人気のひと皿です。僕の両親がやっていたラーメン屋から着想を得た「藤浜ラーメン」は、店を代表する一杯になりました。

阿部さん:この場所はテトラポッドなどの障害物がなく、サンセットタイムにはすごく美しい景色が広がります。遠浅なため子どもでも安心して遊べる砂浜もあります。

のどかで平和な海水浴場で泳げる楽しさを、海外の方にも知ってもらえるように発信していきたいですね。“海外からも人が訪れる場所”になることが目標です。

パラディソから見える夕日

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