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【広島】路面電車もカープもレモンも! 逆境に強い広島《街角リレーエッセイ 第1レーン》

配信日:2026年09月03日 更新日:2026年09月03日

アイキャッチ

日本全国のメディアをエッセイで繋ぐ、この企画。次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。

広島『Wink』の沖本です。

全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。

広島からお届けします。

読んで字の如く、わが町は島々からできています。

小さな島も合わせると、その数なんと142もあると言われており、瀬戸内の多島美が唯一無二の景色ゆえ、映画やドラマの舞台になることも珍しくありません。

スタジオジブリ作品『崖の上のポニョ』は広島県福山市の鞆の浦という港町がモデルだと私自身、何度も自慢してきました。鉄板ネタの一つです。

そんな島々含め、海に山に川にと美しい自然に恵まれた広島県ですが、ご存じの通り1945年8月6日には原子爆弾が投下され、壊滅的な被害を受けました。

しかし被爆3日後には路面電車が運行を再開…!

「75年は草木も生えない」と言われていたものの、驚異のスピードで復興を遂げた強い町でもあるのです。

事実、戦後80年となる今の広島は草木が生えないどころか、広島駅周りの開発が進み、夏には路面電車が駅ビル2階に乗り入れるようになるほど近代的に。

話は変わりますが、我らが愛する広島東洋カープ。

今でこそ広島の代名詞とも言うべき人気球団ですけれど、年間観客動員数が100万人を下回っていた時期もあり…。

そこからのV字復活を考えると、原爆復興の時と同様、逆境に強いのだろうと思います。

逆境の強さとカープの強さが比例してないのでは?

なんて指摘はカープ愛強めな私には聞こえませんのであしからず(笑)。

そして広島と言えばやっぱり〝食〟は外せません。

カキやお好み焼き、あなご飯、もみじ饅頭、汁なし担々麺など挙げればキリがないくらい

おいしいで溢れたエリアであることは言わずもがな。

特にレモン。生産量はもちろん堂々の第一位。

レモンジェラートにレモンケーキ、レモンラーメン、グルメを通り越してレモンコスメ、レモン風呂と若干のゴリ押し感は否めませんが、とにかく広島を代表する名産であることは確かです。

島しょ部を中心に、傾斜地を利用して栽培されているレモンは、明治31年に和歌山県からネーブルオレンジの苗木を購入した際、混入していたレモンの苗木を試植したのがはじまりだそう。

「レモンの輸入自由化」が進んだことで一時、生産量は激減しましたが、その後安全面等から国産レモンの需要が増加し今に至る、と。

そう、ここでも逆転劇! 逆境に強い町なんです。(私調べ)

学生時代を関西で過ごしていた私。

「レポート出さんにゃあいけん」「バイト行かんにゃあいけん」などと方言丸出しで喋っていたら、関西人の友人から「ニャーニャー、しつこいねん!猫か!」とツッコまれたことがあるのですが(笑)、

広島弁って面白がられるほど個性的なんだ!と嬉しくなって、その友人とさらに仲良くなりました。

無駄にプラス思考というか、往生際が悪いというか…。

ある意味逆境に強い(気がする)県民性も、町の発展に繋がっているのかもしれませんね。(私調べ←二回目)

次回は、広島名産の生みの親、レモンの苗木を分けてくれた和歌山にバトンを渡します。

お題は「和歌山県民ってこんな人!」です。

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