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【新発田市】生産者と消費者をつなぐ『村山米店の代表・村山浩一さん』をご紹介!老舗米店の5代目にお米選びで重要なポイントを聞いてみた♪

配信日:2024年12月28日 更新日:2024年12月26日

アイキャッチ

村山米店の代表・村山浩一さん


【プロフィール】
村山 浩一(むらやま こういち):新発田市出身。高校を卒業後、経済を学ぶため大阪の大学へ。就職のためにUターンし、2年後に実家である村山米店に入社。自らが惚れ込んだ米農家から米を仕入れ、一般家庭や飲食店に販売している。


『新潟人233人目は、新発田市にある「村山米店」の代表・村山浩一さん。5代目として陣頭指揮を取る村山さんは、米屋の仕事が(幼い頃は)嫌だったそうです。店を継ぐ決心をした経緯や今後の展望などを伺いました。素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました!』

実は嫌だった家業の米屋

——「村山米店」の何代目にあたるのですか?

村山さん:私は5代目にあたります。雑穀商として米主体に切り替えたのは、私の祖父である3代目(正二さん)だと聞いています。

——家業を継ごうと考え始めたのはいつですか?

村山さん:長男なので、子供の頃から「継ぐことになるのかなぁ」となんとなく思っていました。でも、親に対する反発的な部分もあって、この仕事は嫌いだったんです。

「いつかのために」と大学は経営学科に進学し、卒業後は新発田市の金融系の仕事に2年ほど従事していました。

——家業を継ぐことにしたきっかけがあったのですか?

村山さん:父親が「忙しい」「家に入って手伝いをしてもらいたい」と近所の方に言い回っていたんですよ(笑)。それが上司の耳にも入り、「早く辞めて家に入れ」と言われるようになって…。

職場の居心地も悪くなったし、その時に“腹をくくった”という感じでしたね。

村山米店

生産者から直接買い付けるお米

——まったくの異業種ですが、不安はなかったですか?

村山さん:人と接するのが好きだったので、さほど不安はありませんでした。小さい頃に、父親に連れられて生産者さんを回っていたこともあり、ある程度仕事の内容を把握していました。

今思えば、何となくこの商売を肌で感じていた気がします。しかし、米屋としての技術や知識は全然なかったので勉強しましたね。

——お米の品種を覚えるのも一苦労ですよね…。

村山さん:そうですね。当時は、現在と異なるような銘柄が主流で数も多かったです。生産者さんを回りながら特徴などを覚えると、父親から引き継ぎ、良好な関係性を築くようにしていました。

一方で、生産者の新規開拓も行うようになりましたね。そうすることで、徐々に米の善し悪しが分かるようになりました。

村山米店

——お米選びで重要視しているポイントを教えてください!

村山さん:お米を作る生産者さんの人柄ですね。“どれだけ田んぼの地力を知っているか、お米に対して正直か、人任せにせず作られているか”、そういったことも含めた「人柄」を大事にしています。

お米をつくる環境は毎年異なります。だからこそ、自分の田んぼの地力を知り、柔軟に対応できるかが品質に直結すると思っています。

——どのくらいの生産者さんとお付き合いされているのですか?

村山さん:20軒ほどですね。村上市や胎内市、新発田市、阿賀野市など、それぞれのエリアで異なる銘柄を作っていただいています。

村山米店

生産者と向き合うため自らも検査員に

——日常業務を教えてください!

村山さん:米を仕入れて、検査をします。そして、米の価値を決めて製品化して販売する。ひと言で言えばそんなところですね。

平成13年から民間監査機関による農産物検査が主体となりました。“自社で扱うお米の品質を保つため、そして生産者さんからの信頼をより強いものにするため”に自ら「検査員の資格」を取得しました。

——お得意先はどのようなところですか?

村山さん:一般のご家庭はもちろん、飲食店や量販店との取引も多くなりました。新米に切り替わる時期だと生産者さんからの仕入れで忙しくなり、アルバイトの方を臨時でお願いしています。

多いときには1日に30kgの米袋を100袋トラックに積み込むのですが、それが2回あるときもあり、結構な重労働です…。腰痛はもはや持病になっていますね。

——やりがいを感じる瞬間を教えてください!

村山さん:「村山さんが販売するお米はやっぱりおいしいね」と言っていただいたときですね。

自分が作っているわけではないけれど、信用・信頼している生産者さんのお米が褒められると自分のことのように嬉しくなります。

村山米店

——「おいしい」というお客様の声が一番ですね!

村山さん:検査員になるために指導してくれた先輩方が(私の仕入れた米を見て)、「うまそうだね」と言ってくれたときも嬉しかったですね。

同時に、「自分はまだまだ未熟だな」とも感じた瞬間でした。先輩方は米を見ただけで、その米の味や育てられた環境を瞬時に理解しているんです。日々精進ですね。

——最後に、今後の目標を聞かせてください。

村山さん:“若い世代にバトンタッチできる土壌を作ること”ですね。いつそうなってもいいように、準備だけはしっかりとしていきたいと思います。

村山米店

【村山米店】
住所:新発田市住吉町1-2-7
電話:0254-22-2279
営業時間:9:00~19:00
公式ホームページ

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