こんにちは!『新潟のリアル!!』の後藤ひろかつです。
「新潟のリアル!!」は、新潟の今を“1分で解説”するSNSショート動画コンテンツです。
毎週新潟のまちのどこかで行われる街頭インタビューで拾った「新潟の課題」を発信する動画と、その課題を1分で解説する動画の2本で1つがセット。
魅力よりも課題を発信することで議論のハードルを下げ、全員でこれからの新潟について考えるヒントを提供する“ローカル特化型のリテラシーメディア”です。
ガタチラのコーナーでは、SNSのショート動画でお届けしている1分解説の動画を文章でお届けしています。

今回のテーマは、「推し活が広がる新潟になるには?」について。
今回聞いた新潟の課題は、ハードオフエコスタジアムでビールの売り子をしていた女子大生からの課題。
▼街頭インタビューの様子はこちら
「好きなアイドルがいるけれど、新潟にはあまり来ない。もっと来てほしい」
どうでしょう?共感はできましたか?
今回は、「女性アイドルが新潟に来ない理由」と「推し活が広がる新潟になるには?」をテーマに解説していきます。
推し活は約3.5兆円の巨大市場
まず驚くのが、推し活の市場規模です。
推し活の市場規模は“約3.5兆円”…!
新潟県の年間予算がおよそ1.2兆円なので、その約3倍にあたる規模です。

さらに、15~69歳では約6人に1人、およそ1,384万人が推し活をしていると言われています。
今や推し活は一部の人の趣味ではなく、多くの人が楽しむ大きな文化になっていますね!
「街を訪れる理由」になる
地方での推し活は、ライブを見るだけではありません!
公演に合わせて宿泊したり、ご当地グルメを楽しんだり、観光地を巡ったり、聖地巡礼をしたりする方も多くいます。

つまり推し活は、「街を訪れる理由」そのものになるんですね。
ライブ会場だけでなく、飲食店や宿泊施設、商店街などにも経済効果が広がることが大きな特徴です!
新潟には会場があるのに、なぜ女性アイドルが少ない?
新潟には、「朱鷺メッセ」という大規模会場がありますが、一方で実際の大型公演を見ると、男性アーティストやソロアーティスト、J-POPアーティストの公演が中心で、女性アイドルグループの大型公演は比較的少ない印象。

首都圏ではアリーナツアーが組まれていても、新潟が開催地に入らないケースも少なくありません。
街頭インタビューで聞いた「新潟に来ない」という感覚は、実際の状況とも近いのかもしれませんね。
なぜ女性アイドルの公演が少ないのか
これはあくまで私なりの考察ですが、理由は“大きく3つ”あるように感じています。
①「ちょうどいい箱」が少ない
5,000〜8,000人規模で採算を取りやすい、いわゆる「ちょうどいい箱」が限られている。
新潟県民会館・新潟テルサ・朱鷺メッセ・ハードオフエコスタジアム、この間になるところがない。
② 地方公演のコストが上がっている
機材輸送費や人件費、宿泊費などの高騰によって、地方公演の負担は以前より大きくなっています。
地方公演だけで採算を取ることは、簡単ではないと言われています。
③ 「推し活を楽しめる街」というイメージが弱い
ライブだけでなく、その前後も含めて楽しめる街かどうかも重要なポイントです!
「ライブのついでに観光したい」「また来たい」と思ってもらえる環境づくりも求められているのかもしれません。
推し活で街が変わった事例
推し活によって大きな経済効果を生み出した事例として、静岡県沼津市が挙げられます。
『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地として知られていますが、シリーズ全体では約237億円の経済効果があったと言われています。
さらに、ファンの平均訪問回数は21.5回…!
推し活は一度きりの観光ではなく、何度も街を訪れる理由になることが分かります。
飲食店や商店街、宿泊施設など、地域全体に効果が広がるのも特徴ですよ!
新潟にも大きな可能性がある
ただ、新潟の音楽シーンは決して弱くありません。
「音楽と髭達」や「FUJI ROCK FESTIVAL」など、全国から多くの人が集まり、アーティストからも高く評価されるイベントがあります。
だからこそ、ファンもアーティストも「新潟に行きたい」と思える街になれるかどうかが、これからのポイントなのかもしれません。

今回の街頭インタビューで聞いた「女性アイドルが新潟に来ない」という声。
これは単なる不満ではなく、「新潟は、推し活がもっと広がる街になれるのか」という問いでもあるように感じました。
みなさんは、新潟に来てほしい女性アイドルやアーティストはいますか?
ぜひ教えてください!
▼解説動画はこちら