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【新潟市】複合施設『上古町の百年長屋SANの副館長・金澤李花子さん』にインタビュー!“人と人が出会う場づくり”を目指した理由とは!?

配信日:2026年01月24日 更新日:2026年01月22日

アイキャッチ

上古町の百年長屋SANの副館長・金澤李花子さん

【プロフィール】
⾦澤 李花⼦(かなざわ りかこ):東京の⼤学に進学後、雑誌社に就職。広告プロデューサーに転職した後、新型コロナウイルス禍をきっかけに、新潟と東京の⼆拠点⽣活を開始。2021年12⽉に複合施設「上古町の百年⻑屋SAN」をオープン。

『新潟⼈288⼈⽬は、「上古町の百年長屋SAN」の副館⻑・⾦澤李花⼦さん。高校時代に出会った上古町が印象に残り、現在は地域の活性化に尽力されています。「SAN」をオープンした経緯や今後の目標を伺いました』

⾃転⾞で⾒つけた「もう⼀つの居場所」

上古町の百年長屋SAN

――新潟とのつながりは?

⾦澤さん:両親が転勤族だったので、幼い頃は関東を転々としていました。私が中学⽣になった頃に「引っ越しはやめよう」と決め、両親の故郷である新潟にやってきました。

――学生時代はどのように過ごしていましたか?

⾦澤さん:通学のため、新潟駅まで毎⽇⾃転⾞に乗っていました。萬代橋を通るのですが、毎⽇同じ⼀本道を通るのがつまらなく感じたんですよね。

――古町との出会いは?

金澤さん:ある⽇、道を変えて通りを曲がってみたんです。そうして⼊り込んだのが“古町”でした。

後に就職することになる雑誌「東京グラフィティ」との出会いなど、思い出がたくさんあります。学校でも家でもない⼀⼈間として認識される喜び”をカミフルで教わりました。

――『東京グラフィティ』に関わっていたのですね!

⾦澤さん:リアルな東京の「今の声」を届ける雑誌で、常にさまざまな⽅々を取材していました。⼊社前はきらびやかな職種だと思っていたのですが、実際はとても泥臭くて……。

でも、そのリアルさがあるからこそ、⾯⽩いものを作れるんだと感じましたね。100インプットしたうち、誌面に載るのは5%ほど。しかし、その過程で⽣まれる創造の⾯⽩さに魅⼒を感じていました。

上古町の百年長屋SAN

料理の技術も⽬利きもない。だから「場」をつくった。

――Uターンを決めたきっかけは?

⾦澤さん:⾼校⽣の時から、いずれは新潟に戻ろうと思っていたんです。それが大きく動いたのは、コロナ禍の時期でしたね。

――当時の仕事や生活はどのような状況だったのですか?

金澤さん:当時は「東京グラフィティ」を退職し、100⼈規模のスタッフが関わる広告制作プロデューサーをしていました。しかし、撮影は軒並み中⽌、もしくは規模縮⼩という状況でした。

外に出て人と会うことが仕事だったのに、外出さえ許されない状況で…。「東京にいる意味があるのか」と考え、新潟と東京の⼆拠点⽣活を始めました。

上古町の百年長屋SAN

――その頃からカミフルに?

⾦澤さん:「カミフルの員になりたい」と⼦供の頃から思っていたんです。大人になってから実際に住んでみると、なんだか居⼼地がよくて。

そのうちに、「商店街の員になりたい」という気持ちも芽⽣えてきました。

――そこから「上古町の百年長屋SAN」構想へとつながっていくのですね。

⾦澤さん:しかし、料理ができるわけでも物をセレクトする⽬利きがあるわけでもないので…。

「私に何ができるか」と考えた結果、メディアや情報発信、広報の経験を⽣かせれば、が出会う空間を作れるのではないか」と考えました。

――⼀⼈で始めるにはかなり変ですよね…?

⾦澤さん:素敵な出会いがありました。ものづくりのクリエイト集団『ヒッコリースリートラベラーズ』の追さんと出会い、構想を話したところ「⼀緒にやろう」と⾔ってくださいました。

ハード⾯は追さんたち、ソフト⾯は私がメインで考えながら、約半年という短期間でオープンできました。

上古町の百年長屋SAN

“カミフル”をもっと愛される街へ

――「上古町の百年屋SAN」に込めた思いは?

⾦澤さん:築100 年の長屋であること、3番町にあり、みんなに参加してもらえる場所であってほしいという願いから“サン(SAN)”を引用しました。

そして、“ここに携わるたちが「三(サン)良し」であってほしい”という願いも込めています。

――複合施設としての特徴を教えてください!

⾦澤さん:1階は喫茶店とお⼟産物の販売、昨年末からは「⼭本あんこ商店」も⼊居しています。

2階は喫茶店の飲食スペースのほか、ヒッコリーストラベラーズのデザイン⼯房、シルクスクリーンのプリントルーム、私の仕事場スペースなどがあります。イベントも定期的に開催し、常に新しい発信をしています。

――澤さんの仕事内容を教えてください。

⾦澤さん:SAN のマネージャー業務や情報発信、⾏政・企業のイベント企画運営です。1 ⽉からは「上古町の⾨前宿 ODO」の運営も始めました。

商店街の2 階部分の新しい活⽤法として、カミフルへより多くの⼈に来てもらうための取り組みです。

上古町の百年長屋SAN

――的にカミフルと関わり、どのような点にやりがいを感じますか?

⾦澤さん:⾼校⽣の頃に憧れたお店のオジサマたちのような、「会いたい存在」になりたいと考えています。

進路に迷っている人、帰省のたびに立ち寄ってくれる⼈、ふらっとお茶を飲みに来る⼈…。そんな20代の方々が集まってくれた瞬間に、この活動を始めて良かったと感じます。

――カミフルに還元できたと感じることはありますか?

⾦澤さん:⼀昨年から商店街の理事を務め、イベントや情報発信にも関わるようになりました。この場所だけでなく、商店街としても⻑く、強くありたいと考えています。

最近は「カミフルでお店をやりたい」と⼿を挙げてくれる方も増え、3軒ほど全⼒でサポートしました。

――今後の標は?

⾦澤さん:「上古町の百年長屋SAN」を続けていくこと。そして、“カミフル”がさらに愛される場所にしていきたいです。

【上古町の百年⻑屋SAN】
住所:新潟市中央区古町通3番町653
電話:025-378-0593
営業時間:9:30~18:00(⼟・⽇は10:00〜)
公式Instagram

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