「ごみと資源」について、新潟市のごみ減量推進キャラクター・サイチョくんにセツコが聞くシリーズ第4弾!
リサイクルと聞くと、不要になったものを資源として再利用するイメージがあると思いますが、実はごみを処理する際に発生する熱も「リサイクル」することができるのをご存じでしたか?
新潟市では、この熱のリサイクルで環境にやさしいプールとお風呂の施設を運営しているそうです!
どういった特徴があるのか…セツコが聞いてみました!
ごみを処理する熱もリサイクル!?
そのとおり!防水加工された紙はリサイクルできないから、燃やすごみで出すのが正しい分別だよ。
同じ紙類なのに、防水加工しただけで再利用できないのは少しもったいなく感じるわね…。
さすがセツコさん、意識が高いね!確かに、リサイクルできないものはどうしてもごみとなってしまうんだけど、こうしたごみを有効活用するために、ごみを燃やしたときに発生した熱エネルギーを回収して再利用する「サーマル(熱)リサイクル」の取り組みが進められているんだ!
「サーマル(熱)リサイクル」はどこに活用されているの?
燃やすごみが有効活用されているなんて知らなかったわ…。「サーマル(熱)リサイクル」と言うのね!
焼却炉の熱で高温の蒸気を作って発電したり、プールやお風呂の温水を作ったりしているんだよ。発電や給湯に新たな化石燃料が使われないからとってもエコなんだ!
ごみ自体はリサイクルできないけど、代わりにごみを燃やした熱をリサイクルしているということね!
新潟市には、この「サーマルリサイクル」を活用している施設がいくつかあるんだよ!
新潟市西区の「アクアパークにいがた」もそのうちの1つ!流れるプールや子どもプール、ウォーキングプールがあって、子どもから大人まで楽しめるんだ。大きなお風呂でリラックスできるし、サウナもあるから今はやりの“サ活”にもおすすめだよ♪
我が家もよく利用する「アクアパークにいがた」は、サーマルリサイクルを活用していたのね!でも、どこから熱が送られてくるの?
「アクアパークにいがた」の隣にある「新田清掃センター」から、ごみを燃やした熱を送っているんだ!同センターでは、新潟市中央区、西区、南区の家庭などから出された「燃やすごみ」を焼却しているんだよ。
「アクアパークにいがた」ではヨガやエアロビクスなどの健康教室を開催したり、レストラン、マッサージも営業しているから、一日中楽しめるよ♪家族みんなで楽しんでほしいな!
ごみや環境を考えるきっかけに
「アクアパークにいがた」はいろんな用途で楽しめて、環境にも優しいなんて一石二鳥ね♪
ごみを減らすように工夫して、正しく分別して、そして頑張った身体を「アクアパークにいがた」で癒す…なんて使い方も良さそうね♪
とっても素敵な使い方だね!癒しはもちろん、レジャーや運動でも気軽に利用できるから、多くの方に「アクアパークにいがた」を楽しんでもらいたいな!「アクアパークにいがた」を利用することが、ごみや環境のことを考えるきっかけになるとうれしいよ♪
身近な施設がエコに繋がっているとは…ガタチラスタッフも改めて学びました!
ごみの焼却熱の有効活用はもちろんですが、まずはごみの発生を少なくするということも意識していきましょうね♪
【アクアパークにいがた】
住所:新潟市西区笠木3629-1
電話:025-264-6400
入館料:中学生以上500円 3歳~小学生250円 (健康教室、レストラン、マッサージは別途料金)
営業時間:10:00~22:00
休館日:水曜日
▽第1弾!「リチウム蓄電池」の捨て方についてはこちら
▽第2弾!「食品ロス」についてはこちら
▽第3弾!「プラマーク容器包装」についてはこちら
私たちも勉強になったね!「アクアパークにいがた」を利用することが、ごみや環境のことを考えるきっかけになるね♪
サイチョくんのおかげで、正しい分別が分かってきたわ!新聞紙やお菓子の箱は古紙類の日に出せるけど、ヨーグルトやアイスクリームの紙カップは燃やすごみなのよね。