
【プロフィール】
永澤友紀子(ながさわ ゆきこ):千葉県市川市出身。首都圏の民間企業で、官公庁のシステム運用保守に従事。関東で開催された「阿賀野市の産直市」をきっかけに同市に興味を持ち、阿賀野市のデジタル化推進専門員として単身移住。阿賀野市の魅力発信に取り組み、「第6回 新潟ふるさとCM大賞」でグランプリを受賞。
『新潟人291人目は、阿賀野市役所デジタル化推進専門員・永澤友紀子さんです。千葉から新潟へ単身移住し、「新潟ふるさとCM大賞」の大賞受賞という快挙を成し遂げた永澤さん。安田瓦PR動画の制作秘話や、受賞に至るまでのストーリーについて伺いました』
千葉から新潟へ単身移住
——地方に興味を持ったきっかけを教えてください。
永澤さん:入社した「富士通」で官公庁関係の仕事をしていて、各地の自治体と関わることが多かったんです。
国の施策を地域ごとに合う形にアレンジしている様子を見て、「地方って面白いな」と思うようになりました。
——なぜ新潟に移住を決めたのですか?
永澤さん:社内で「阿賀野市のDX人材」の公募があり、ちょうど大宮で阿賀野市主催の物産市があったので行ってみたんです。
皆さんが生き生きと販売やPRをされていて、「このまち面白そうだな!」と思い、応募を決めました。
——阿賀野市でどんな仕事をされていますか?
永澤さん:DX推進を担当しています。一言でいうと、“DXとは何か”という考え方を伝える仕事です。
職員向けの研修を行ったり、庁内のデジタルに関する困りごとを解決したりしていますよ。

「第6回 新潟ふるさとCM大賞」へのチャレンジ
──「第6回 新潟ふるさとCM大賞」に挑戦したきっかけは?
永澤さん:庁内でアイデア募集をしている掲示を見たんです。
「入賞してみたい!」という切実な一文に、何か助けになればいいかと思いまして…。
──なぜ「安田瓦」をテーマにしたのですか?
永澤さん:阿賀野市に来てから名産品や観光地を調べていて、その中で出会ったのが「安田瓦」です。
職人さんとお話しする機会が何度かあり、「かっこいいな、みんなにも知ってほしいな」と思っていました。
──安田瓦の魅力は?
永澤さん:耐久性に優れ、ランニングコストが良く、雨音がとても静かなんですよ。
また、「技術」だけでなく、「それを継承し、守り続ける人」が魅力だと感じています。

──動画制作は初めてだったそうですね。
永澤さん:はい!まずは「動画 作り方」で検索しました(笑)
写真好きや映編集スキルのある職員を見つけられたのはラッキーでしたね。
──どのような役割を担当されましたか?
永澤さん:「企画原案・キャラクター設定・台本作成・絵コンテ・秒数管理・曲制作など」です。
監督のような立ち位置になって、“私の妄想をみんなに形にしてもらった”という感じですね。
▽阿賀野市のふるさとCM『安田瓦より愛をこめて』はこちら

メンバー全員が市職員
──制作チームの体制を教えてください。
永澤さん:「監督1名/事務局3名/撮影1名/編集1名/小道具1名/サポート3名/演者2名」という、“市職員のチーム”で制作しました。
主演の「田中集さん」と「渡邊さくらさん」も、自分のイメージ像をメンバーに伝え、ピッタリの職員を連れてきてもらったんです!
──制作期間はどのくらいでしたか?
永澤さん:3月に企画をスタートして、完成したのは8月末でした。
集まったのは月に2回程度で、“撮影は一日だけ”で撮りきりました!
──撮影で苦労した点は?
永澤さん:それぞれの通常業務があるので、とにかく時間の猶予がありませんでした。
事務局がタイムスケジュールをしっかり組み立ててくれて、本当に助かりました。

──撮影秘話を教えてください。
永澤さん:最後の瓦のシーンですが、背景の美しい花が揺れていますよね。
実は人力で風を起こしていて、頑張った男性陣はみんな筋肉痛になっていましたよ(笑)
──監督として心掛けたことは?
永澤さん:「メンバーに安田瓦への愛を持ってもらうこと」です!
実際に工場見学に行って、“職人さんの姿に自分が感じ取ったこと”を一緒に体感してもらいました。
──チームに変化はありましたか?
永澤さん:最初は「永澤さんがやりたいなら…」という空気でしたが、次第にみんなが本気になっていくのが嬉しかったです。
撮影後半には、「もう一回振り返って!」など演出にも積極的に関わってくれましたよ!

驚きのグランプリ受賞
──受賞時はどんな気持ちでしたか?
永澤さん:正直、「5位くらいに入れたらラッキー」と思っていました。
5位・4位・3位と呼ばれず、「もうダメだ」と思って座った瞬間のグランプリ発表だったので本当に驚きました。
──続編もありそうですよね?
永澤さん:私の中ではすでにストーリーが決まってます!
ですが、二人の行く末は皆さんの想像にお任せしようと思います(笑)

──阿賀野市の魅力発信で大切にされていることは?
永澤さん:「阿賀野市の皆さんに楽しい気持ちになってもらうこと」です!
まずは、阿賀野市に住んでいる方が「そうそう!」と同調でき、応援してくれるような内容であることを大切にしています。
──今後挑戦したいことを教えてください。
永澤さん:私が盛り上がることで、阿賀野市の魅力を再発見してもらえたら嬉しいです。
新潟の方は控えめな方が多いので、代わりに「阿賀野市や新潟県が好き!」と発信し続けますよ(笑)

「新潟ふるさとCM大賞」について
新潟県内の市町村が「地元愛あふれるCM」を制作し、“新潟の魅力を発信するコンテスト”です!
各市町村が工夫を凝らしたCMは必見◎
グランプリの阿賀野市のほかにも、“ユニークな演出や美しい映像”など、見どころ満載のCMが盛りだくさんですよ♪
参加28市町村のCMは「YouTube」で公開中なので、ぜひご覧くださいね!
▽「新潟ふるさとCM大賞」の公式ホームページはこちら
【過去の新潟人の記事はこちら】



永澤さんと市職員の皆さんの熱意が素敵ね♪