新潟県には米をはじめ、果物や野菜、肉などの農畜産物が生産されていますよね♪
旬の時期が訪れると、「今年の出来はどうかな…?」と気になる方も多いと思います!
今回は、五泉市にある『ファームみなみの郷』の江部さんに“2024年の里芋の出来”を聞いてみました♪おいしい里芋が購入できるサイトもご紹介するので、最後までチェックしてくださいね!(取材日:2024年11月18日)
『ファームみなみの郷』ってどんなところ?
代表の阿部良夫さんを中心に、1つの集落の農家が集まり結成されました!水稲55ヘクタールや里芋1.5ヘクタールのほか、盆花、さつまいもを生産・販売しています。
近年は「農業を辞めるから耕作をして欲しい」という相談が多くあり、可能な限り作業受託しているそうですよ!
「今後も増える耕作放棄地の受け皿となり、“五泉市の豊かな自然と農業の魅力を次世代に繋いでいきたい”」という想いで取り組まれています♪
同社の農産物は、「直売所オアシス」で気軽に購入できますよ!9月中旬頃には「新米祭り」を毎年実施していて、“当日限定価格のコシヒカリや新之助、もち米”などを販売しています♪
多くの方々が来場する人気イベントなので、ぜひチェックしてくださいね!
住所:五泉市木越 石道2066
電話:0250-27-2133
営業時間:9:00~17:00
定休日:月~金曜日
公式ホームページ:https://farm-ms.com/
公式オンラインショップ:https://oasis-online.shop-pro.jp/
公式Instagram:@oasis_gosen
生産者に直撃!2024年の出来を聞いてみた♪
●今年の「里芋」の出来はどうですか?
①食味
江部さん:春から夏にかけて適度に雨も降り、天候に恵まれたため例年通りの“高品質な食味”になっています!
②大きさ(規格)
江部さん:例年より深植えをしたので、比較的に“大きい里芋が多い印象”です♪
③収穫量
江部さん:昨年は慣行栽培と特別栽培認証の作付け面積を3:7としていましたが、今年は半々にして特別栽培認証の面積を増やして食味重視にした分、“収量量は少し落ちる見込み”です。
④価格
江部さん:五泉市の里芋の出荷量が多い影響もあり、“少し価格が安価な印象”です。年末のお歳暮の時期になると、価格が変動していくかと思いますよ!
⑤収穫時期
江部さん:11月20日頃までの見込みです。
●こだわりを教えてください!
江部さん:里芋は「五泉市の特産物」として有名ですが、五泉市の中でも地域によって土質に違いがあります。当社の圃場(ほじょう)は“粘土質”が多く、その分収穫にも労力がかかります。
しかし、あえて粘土質の圃場を選ぶことで、“ねっとりとした粘り気の強い、帛(きぬ)のようななめらなかな食感”の里芋になります!
また、通常より大きな種芋を残して使用することで、収穫時に大きい里芋に成長します。
●食べ頃を見極める方法や保存方法を教えてください!
①食べ頃
江部さん:里芋の“かけ口を見て選ぶ”と、状態の良い里芋を見分けられます!
かけ口が赤くなってくると、出荷してから日が経ち、傷んでいるサインです。かけ口が白く固まっているのは、しっかりと乾かしていて、日持ちもしやすい里芋ですよ♪
②保存方法
江部さん:蛍光灯や日光の下で保管すると青くなるので、“通気性の良い暗所”で保管ください。
●“農家直伝のおすすめの食べ方”を教えてください!
江部さん:すりおろし生姜とにんにくがアクセントの「里芋のから揚げ」がオススメです!衣は薄く、素揚げに近い状態で揚げるのがポイントですよ♪
また、シンプルに「芋の煮っころがし」も素材の良さを楽しめて、おいしいですよ!
●豆知識を教えてください!
江部さん:里芋は基本的に孫芋が売られていますが、捨てられることが多い子芋(親ガシラ)もちゃんと調理すれば食べることができます。
“子芋を何とか活用できないか”と悩んでいる農家が多いと思いますね…。
今年の五泉市の里芋は、“高品質な大きな里芋”が堪能できそうですね♪年末年始の「おせち料理」に使う方も多いと思います!
「直売所オアシス」はもちろん、通販サイト「ガタ市」などでも購入できるので、ぜひチェックしてくださいね♪
▽「ファームみなみの郷」の里芋やお米はガタ市でも販売中!
おすすめの「里芋のから揚げ」を作ってみましょう♪