プロフィール
大橋 辰哉(おおはし たつや): 新潟市出身。大手スーパーでのアルバイト勤務を経て、シャトレーゼのフランチャイズ「株式会社ジー&フォー」に入社し、シャトレーゼ寺尾台店の新規オープンに店長として関わる。現在は新潟亀田店店長のほか、寺尾台店、長岡喜多町店の統括として活躍中。
ガタチラスタッフ:『新潟人151人目は、「シャトレーゼ新潟亀田店」店長の大橋辰哉さんです!
2023年4月にオープンしたばかりの「シャトレーゼ新潟亀田店」ですが、いつも多くのお客さんで賑わう人気店です。多くの人に愛されるお店作りの秘訣とは…大橋さんのこれまでや大切にしていること、今後の目標などたくさんのお話をお聞きしました。素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました!』
大手流通のアルバイトからスイーツ店の店長へ
──「株式会社ジー&フォー」に入社したきっかけを教えてください!
大橋さん:2019年に寺尾台店がオープンする際、店長として入社しました。それ以前は、大手スーパーで5年程アルバイトをしていたのですが、知り合いに紹介していただいたことがきっかけです。
──ずっと接客をされていたのですね!
大橋さん:前職は食品売場で売場づくりなどを担当していたので、接客業というよりは小売業ですね。正直なところ、入社するまではシャトレーゼへ行ったことがなかったです(笑)。私は仕事内容より、“誰と働くか”という点を大切にしているのですが、当社(ジー&フォー)の田沢オーナーの人柄に惹かれて「この人の下で働きたい」と思ったんです。オーナーとお話して、迷わずに入社を決めました。
──いきなり店長だったわけですが、苦労したことはありますか?
大橋さん:その点では前職の経験が活かされていると思います。前職の上司が、「小売りのノウハウ」や「スタッフが働きやすい環境にするためのコミュニケーションスキル」などを一から教えてくださったんです。アルバイトではありましたが、シフト管理や発注なども任せてもらっていて、その時身につけたノウハウを持って入社できたのは大きかったですね。
──「新潟亀田店」のオープン準備などは大変そうですね…!
大橋さん:寺尾台店の時は本部からの応援があったのですが、今回のオープンでは本部も人手が足りないということで、私以外のほとんどが新人スタッフという状況でした。スタッフを指導しながら店舗運営をしていくのが大変ですね。お客様からは贈り物に関する質問を受けることが多いのですが、ご満足いただけるように毎日奮闘しています!(笑)
お店はコミュニケーションが第一
──スタッフとのコミュニケーションで心がけていることはなんですか?
大橋さん:基本的には怒らずに、注意する時はできるだけ他のスタッフやお客様がいないところで話すようにしています。そして、「失敗を責めない」ということですね。みんな一生懸命やっている中でのミスですから、「大丈夫ですよ、また次頑張りましょう!」という声掛けを心がけています。誰もが最初は「できない」ことへの不安感があると思うので、そこをできるだけ払拭できればいいなと考えています。
──理想の職場で羨ましいです…。
大橋さん:ミスがあった時も犯人捜しはせずに、「全員で改善しましょう!」という空気を作るようにしています。責められると萎縮して思考が停止しますし、「自分がされて嫌なことは他人にもしない」という考えです。スタッフの労働環境が良ければ、それはおのずとお客様に還元されていくと思います。スタッフ間の仲の良さや仕事が楽しいと感じることは、お客様にも伝わるのでスタッフとのコミュニケーションは本当に大切ですね。
──確かに、お店の雰囲気はお客様にも伝わりますよね。
大橋さん:お客様に当店の良い雰囲気を感じていただきたいですからね。当店は誰かへの贈り物や自分へのご褒美など、幸せな気分になりたくて来店する方が多いと思います。お客様には、“その期待以上のものを持ち帰っていただく”というのが会社の方針でもあります。
──いつ来てもお客様が多いですよね!
大橋さん:これまでは江南区に店舗がなかったので、当店のオープンを心待ちにしてくださっていたり、何度もご来店いただけているのがうれしいですね。長年ご利用いただいているお客様はスタッフよりも商品に詳しかったりするので、たまに困りますが…(笑)。
──「シャトレーゼ」のサービスの高さは有名ですよね!
大橋さん:「新しい店だからできません」というわけにはいきません。スタッフ一人ひとりが意識を高く持ち、最低限の商品は覚えなければいけません。また、マニュアルはありますが、一人ひとりが正しい判断を常に下せるようにしています。接客は臨機応変が求められるので、「こういうやり方も、ああいうやり方もあるから、お客様に合った答えを考えて」と、普段から正解をひとつに絞らずに考えながら接客するようにしています。
全員がお客様の方を向いている店として」
──シャトレーゼだからこそ経験できていることはありますか?
大橋さん:「シャトレーゼ」は全員がお客様の方を向いていると思います。店舗担当のバイヤーもお客様寄りの考えでいてくれるので、共感したらすぐに動いてくれるのも大変ありがたいことです。「シャトレーゼ」という組織自体が、横の繋がりがしっかりしているという印象です。
──スタッフ全員がお客様を第一に考えているからこそ、お客様から支持されているのですね!
大橋さん:そうだと嬉しいですね。お客様から自然に「ありがとう」という言葉を掛けられると、とても励みになります。私自身、周囲とのコミュニケーションに悩んだ時期があったのですが、今では毎日充実していますし、人と会って話すことや働けていることなど、当たり前のことが当たり前にできることが私にとってのモチベーションであり、幸せです。
──最後に、今後の目標を教えてください!
大橋さん:新潟亀田店の店長をしつつ、立場としては長岡喜多町店、寺尾台店、新潟亀田店を統括していかなければなりません。今までオーナーがされていたシャトレーゼの運営を私にできるのか不安ですが、これまでやってきたことと同じように、3店舗のスタッフさんを育成し、働きやすい環境づくりをしていきたいです。その上でしっかりと利益を出し、シャトレーゼを根幹として、「ジー&フォー」をもっと大きくしていくことが夢であり、目標です。
▽「シャトレーゼ新潟亀田店」の紹介記事はこちら!
【シャトレーゼ新潟亀田店】
住所:新潟市江南区荻曽根4丁目1番10号
電話:025-384-8065
営業時間:9:00~21:00
「シャトレーゼ」に行くと幸せな気分になれるのよね~チョコバッキ―を買いに行こうかしら♪