皆さんは災害時の準備であったり情報収集はしていますか?
近年は地震に限らず、大雨や台風、ゲリラ豪雨、線状降水帯といった災害が増え、毎年「観測史上最大」等を更新しているような印象です。
避難情報の警戒レベルも5段階に分かれたりと災害の情報発信にも変化が見えます。
警戒レベルとは災害発生の危険度を5段階で示すもので、各レベルに応じてとるべき避難行動を住民が直感的に理解するための情報です。
(気象庁:「防災気象情報をもとにとるべき行動と、相当する警戒レベルについて」基づき作成 2021年8月21日現在)
ポイントは、「警戒レベル3相当」が発令されたら高齢者や障がいのある人など、避難に時間のかかる方は安全な場所へ避難します。
それ以外の人も、危険を感じた場合は自主的に避難をしましょう。
「警戒レベル4相当」が発令されたら、対象となる地域住民の方々は危険な場所から避難します。
そして「警戒レベル5相当」が発令された場合は、既に災害が発生している可能性が高く、速やかに命を守る行動をとりましょう。
警戒レベルや避難指示について、詳しくは内閣府ホームページをご覧ください。
記憶に新しい2019年の台風19号による大雨では、信濃川上流の千曲川の堤防が決壊し、氾濫。
信濃川の分水路である大河津分水路の水位も観測史上最高の17.6mを記録し、越水、破堤寸前にまで追い込まれたそうです。
この大河津分水路は、かつて頻繁に起きていた信濃川の氾濫による洪水・水害を防ぐために作られたものですが、決壊した際の被害がどれほどのものかを知る人は少ないでしょう。
万が一決壊していたら燕市だけでなく新潟市にも濁流が押し寄せていたかもしれません・・・
そうした中で、私たち新潟県民はどこの情報を見たら良いのか、どう対処したらいいのでしょうか。
そんなときのおすすめ防災情報サイトと、災害時に役に立つアイテムをご紹介します!
おすすめ防災情報サイト
災害時に役に立つアイテム
日本気象協会のホームページでも最低限必要なものを紹介されていますが、身近なもので切り抜けなければならない状況になったときのおすすめアイテムをご紹介します。
ラップ
災害時は紙皿を使用するケースがありますが、長期間の避難生活になると紙皿も足りなくなってしまいます。
そんなときはラップをお皿に貼ると何度でも使うことができ、洗ったりする必要もないため、貴重な水も消費しません。
また、災害時の応急処置に使うこともできるので、避難時に1本は持っていきたいところですね。
ビニール袋
ゴミをまとめて捨てるのはもちろんですが、大きめのビニール袋は骨折時に三角巾の代わりとして使えたりします。
新聞紙の添え木と合わせて、簡易的な応急処置としても役立つアイテムです。
風呂敷
物を包んだり運んだりできる風呂敷ですが、頭巾になったりマスク使えたりと用途は豊富。
大きめのサイズでもかさばらずに持ち運べ、なんと防水で水を運ぶことができる風呂敷もあるそうですよ。
新聞紙
意外と使えるのが新聞紙。
避難所の敷物代わりに使ったり、湿気を吸収しやすいので除湿剤代わりにもなったりします。
さらに燃えやすい材質のため、炊き出しで火おこしが必要になる際には優秀な着火材としても役立ちます。
新聞紙を折り畳んで強度を出せば骨折時の添え木代わりにもなるなど、工夫次第で用途は様々。
簡易的なスリッパや、紙皿が無い時は新聞紙でお皿を作ってラップを被せると簡易皿も作れますよ。
いかがでしたか?
災害状況をいち早く知る方法や、道具の用途を一つでも多く知っておくことも備えの一つかと思います。
備えあれば患いなしと言いますし、いざというときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
災害への備えはいくらしていても足りないくらいね。
災害の発生状況や避難所の確認はしておかなきゃ!