2021年4月より開校した『三条市立大学』!
燕三条地域の高度な技術を有する企業と連携し、企業戦力や経営の哲学、伝統から最先端の技術を企業から直接学ぶことができる「ものづくり」の大学です。
開校したばかりの『三条市立大学』の魅力を探るべく、潜入しました!
学生たちが4年間を過ごすキャンパスには4階建てとなっており、研究するために必要な施設や設備が充実しています。
正面階段はデザインのこだわりを感じます。モノづくりの学校ならではですよね。
各階には広々とした共有スペースがあり、授業の空き時間など友達と憩いの時間を過ごすことができます。
学生生活に関する悩みや相談事は学務課に行けば解決できる、頼れる存在です。
2階には図書館もあり、学生はもちろん、一般の方も利用することができます。
なんといっても、『三条市立大学』の魅力は充実した設備が揃う実習室!
「ものづくりシアター」には、マシニングセンタ、ワイヤ放電加工機、レーザー加工機など様々な工作機器が揃い、 高度なものづくりを行うことができます。
また、 施設には技術職員も常駐しているので 分からないことについても気軽に聞くことができ、指導してもらえます。
そして、大学といえば学食も気になりますよね?
「三条市立大学」の学食は、食券購入式。日替わりランチや丼、そば、ラーメンなど種類豊富です。
食堂は一般の方も利用できますが、三条市立大学、三条看護・医療・歯科衛生専門学校の学生限定価格のお得なメニューもあります。
どれも500円以内と、学生にはうれしいサービスです。
この日行われた「燕三条リテラシ」の講義にも特別に参加させていただきました!
三条市の爪切りで有名な「諏訪田製作所」から小林知行氏と燕市の鎚起銅器で有名な「玉川堂」から玉川基行氏を講師に迎えての講義。
学生たちは真剣な眼差しで学んでいます。
そんな三条市立大学、第1期生となる2021年4月に入学した学生さんに直撃インタビュー!
(牧野倫子さん/富山県出身)
Q.三条市の印象はどうですか?
牧野さん:新潟は豪雪地帯やお米が美味しいイメージがありました。実際に新潟に来てからですが、燕三条地域は刃物や金物が有名だと知りましたし、素晴らしい商品が多いなと思いました。あとは、大学もそうですが、三条市役所や三条市長のSNSを見て、三条市は町おこしにとても積極的な印象を受けました。
Q.「ものづくり」に興味を持ったきっかけを教えてください!
牧野さん:高校生の時、家の冷蔵庫が壊れ、母と家電量販店に行ったんです。冷蔵庫はもちろん、オーブントースターや掃除機など色々な家電に今までついてなかったような機能が増えていて、私もそんなすごいものを作りたいと思いました。
Q.例えば、どんな機能に驚いたのですか?
牧野さん:冷蔵庫だとただ冷やすだけでなく、手が触れるだけで扉が開いたり、アプリと連携してメニューを考えてくれるものなどがあり、とても惹かれました。
Q.三条市立大学を志望した理由を教えてください!
牧野さん:大学を選ぶにあたり、当初は電気電子工学が学びたい分野で一番近いと思っていました。しかし、ものづくりにおいて、ただ、ものを作る技術を身に付けるだけでなく、経営的な面や企画など様々な視点から学びたいと思いました。この大学では、それが実現できると考え、入学しました。
Q.ただものを作るだけの技術者ではなく、アイデアから出していきたいという事でしょうか?
牧野さん:そうですね。自分が使用する中で、少し不便だなと思ったり、生活する中でこんなものがあれば良いなと思ったりすることがあるので、企画などにも興味があります。
Q.三条市立大学の魅力はどんなところですか?
牧野さん:プロジェクト演習や燕三条リテラシといった実践的な授業が多いので、楽しみながら知識や技術を身に付けられるところです。今は基礎的な部分を学んでいる最中なのですが、今後、実践的に学ぶのが楽しみです。あとは、大学がお洒落なところですね。受験の時に初めてキャンパスに入ったのですが、椅子やソファの種類も豊富でお洒落だと思いました。良い意味で堅苦しくない雰囲気だと思います。あとは、先生や職員の皆さん、優しくて面白い方がたくさんいらっしゃるので毎日が楽しいです。
Q.大学では1期生となりますが、サークルなどの活動はされていますか?
牧野さん:サークルは現在立ち上げの最中です。私はK-POPが好きなので、ダンスをしたいと考えていました。メンバーも集まり、これから始動して行く予定です(笑)。
Q.最後に今後の目標や夢を教えてください
牧野さん:まずは将来必要となる知識や技術を大学4年間で身に付けたいです。そして、この大学で学んだことを活かして、将来生活をより豊かにする製品を経営的な部分やユーザーの視点など様々な面から考えてつくる技術者になりたいです。
牧野さんありがとうございました!
夢に向かって日々学ぶ姿がとても印象的でした!これからの生活をより豊かにする製品の誕生が楽しみですね。
三条市立大学には、様々な目標を持った学生さんたちが集まっています。
ものづくりに興味がある方は一度オープンキャンパスへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
夢に向かって学ぶ学生をサポートする学務課からメッセージをいただきました!
<学務課からのメッセージ>
三条市立大学の学生たちは、学業のほかにも学内イベントの企画やサークル等の立ち上げなど、幅広く様々なものごとにチャレンジする学生が多いです。6月からは学生消防隊も新たに発足し、市の防災訓練に参加して後方支援を行うなど、地域貢献活動も頑張っています。
この地域に新たに誕生した「知の拠点」として、地域の人たちにとって身近な開かれた大学となれるよう、学生たちとともに新たなチャレンジを重ねていきたいと思います。
オープンキャンパスや大学説明会などの情報は、「三条市立大学」ホームページをチェック!
【三条市立大学】
住所:新潟県三条市上須頃1341番地(3街区)
●三条市立大学、アハメド・シャハリアル学長の新潟人記事はこちら
きれいなキャンパスだな~大学生って憧れる…。僕も一度オープンキャンパスに参加してみよう!