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TOP > 新潟人 > 【五十嵐敬さん(五泉ニット工業協同組合副理事長)】五泉ニットの伝統と技術を守り、メイドイン五泉「Gosen Knit」ブランドを世界まで届けたい
2020年10月24日

【五十嵐敬さん(五泉ニット工業協同組合副理事長)】五泉ニットの伝統と技術を守り、メイドイン五泉「Gosen Knit」ブランドを世界まで届けたい

下越
新潟人


プロフィール
五十嵐 敬: 新潟県五泉市出身。趣味はテニスとゴルフ。東京の大学に進学し、卒業後は大手商社に就職。27歳で五泉市に戻り株式会社三栄ニットに入社。五泉ニット工業協同組合では副理事長として五泉ニットブランドを広める活動を行っている。


祖母が創業したニット製造の会社を継ぐ決意

――五十嵐さんの生い立ちと経歴について教えてください。

五十嵐さん:昭和44年に新潟県五泉市で生まれ、東京の大学を卒業後は大手商社で勤務しました。アパレルや工場、商社の機能や立ち位置など社会人としての基本を5年間学びました。そのまま仕事を続けたい気持ちがありましたが、両親からの要望もあって27歳の時に五泉市へ戻り、株式会社三栄ニットに入社しました。39歳で父の後を継ぎ代表取締役になり、現在は五泉ニット工業協同組合の副理事長も務めています。

――株式会社三栄ニットは元々ご両親が経営されていたのですか?

五十嵐さん:株式会社三栄ニットは、昭和43年に祖母が初代社長として創業したニット製造業の会社です。最初は家業を継ぎたいとは考えていませんでしたが、現在は祖母の会社を守って発展させなければいけないという使命感を持って仕事をしています。


(提供元:五泉ニット工業協同組合)

ニットの染色から製品完成までが地域内で完結するのは全国でも五泉のみ

――「五泉ニット」にはどのような特徴があるのでしょうか?

五十嵐さん:ファッションとしてのニットに上質な価値を加えるのが「五泉ニット」最大の特長です。他の産地に比べると、五泉のベテラン職人はニットを知り尽くした知恵と確かな技術を持っており、全ての工程において優れていると自負しています。歴史と人の層の厚みが残っているからこそ、「五泉のニット」を継続・継承していかなければならないと考えています。
また縫製から染色、加工、刺繍に至るまで、ニット製造に関する全ての業種が五泉市内に集積している点も強みです。これは全国でも五泉市だけで、昔に比べて規模は小さくなっていますが、厳しい中でも各社が努力を続けている結果だと思います。

五泉ニットフェスや、やろてば展示会で五泉ニットの認知を高める

――「五泉ニット工業協同組合」はいつ結成されたのですか?

五十嵐さん:昭和21年に「五泉メリヤス工業組合」という名前で結成され、その後は改組を繰り返しながら現在の「五泉ニット工業協同組合」となりました。令和2年度の組合員は22社で、その全てが中小企業です。現在は2ヶ月に1度のペースで会議を行い、「五泉ニット」の新しい在り方を探っている状況です。

――長い歴史があるのですね。「五泉ニット工業協同組合」はどのような活動をしているのでしょうか?

五十嵐さん:国内の販売会を様々な場所で行っています。また、他にも多くの方に「五泉ニット」を知ってもらうためのイベント「五泉ニットフェス」を開催しています。今年は11月21日、22日に開催しますが、今回で6回目となります。ニット事業者はもちろん、五泉市の行政、学校、商店街、飲食店、銀行、商社、他沢山の方々にご協力いただき、「五泉ニットフェス」を中心として五泉市全体を盛り上げていこう、という取り組みになっていますね。今年は色々な制限がありますが、例年人気の工場見学は事前予約制として細心の注意を払いながら縫製工場や刺繍、織物のニット製造過程の見学を実施します。
2月には秋冬物の商品をリーズナブルに購入できる「五泉ニット感謝フェア」というイベントを開催予定です。例年では2月に「五泉ニットフェス」と同時開催をしていたのですが、毎回初日には行列が出来るほど好評です。初めて来る方には、地元で開催する年に一度のイベントをきっかけに五泉ニットを気に入っていただければと思います。


(提供元:五泉ニット工業協同組合)

――魅力的ですね。ぜひ行ってみたいです!他にはどのような活動をされているのでしょうか?

五十嵐さん:五泉ニット産地の次世代を担う五泉ニット工業協同組合青年部会が中心となった「やろてば展示会」を開催しています。「やろてば」とは五泉市の方言で「(一緒に)やろうよ!」という意味です。ニット産地の規模としては五泉市が日本で1番の出荷額を誇っているのですが、これからもこの産地を守っていこう、力を合わせて五泉市にオーダーを引き込もう、という趣旨で年に2回、それぞれ春夏物・秋冬物を中心に展示しています。
当初は各社がブースを構えて独自に自社製品をアピールしていましたが、せっかくお客様に来ていただいても取引先の商品しか見てもらえないことが多かったのです。そこで、ブースの垣根を取り払って各社のサンプルを一同に展示し、様々な商品を見てもらってより多くの発注につなげていこう、という現在のやり方に変更しました。ありがたいことにOEMの取引先を中心に、たくさんのお客様に見ていただけるようになりました。

――展示会に参加されるお客様の選択肢も広がりますね。

五十嵐さん:そうですね。OEMとは、主にアパレル企業側から依頼された商品を受注し、その企業のブランド商品として生産することです。ニット製造業は東京や関西方面のお客様からのOEM事業が中心なのです。五泉市の企業は各社が様々な考え方を持って経営しており、OEM事業が100%の会社もあれば、製造から企画販売まで自社ブランドのみで行う会社もあります。

――「五泉ニット工業協同組合」の一員として活動されてきましたが、これまで印象に残ったことはありますか?

五十嵐さん:組合のメンバーみんなで議論し、協力しながら活動していることです。同業者はライバルですが、大きなパワーを発揮できる仲間でもあり、展示会で他企業に負けない商品を出したいという共通の想いがあります。お互いに切磋琢磨し、競ってより良いものをお客様に提案することで産地全体を共に盛り上げています。展示会に来て商品を見ていただくだけではなく、編み技術を競う「編王選手権」を行ったり、スタッフが載っているカレンダーをノベルティとして配布したり、展示会に来ることを楽しみにしてもらえるように皆で協力しています。

五泉ニットブランド化事業を推し進め、ECサイトでの販売をスタート

――五泉ニット工業協同組合の今後の展望を教えてください。

五十嵐さん:まずは、2015年から行っている「五泉ニット」ブランド化事業の発展です。「五泉ニット」そのものをブランド化して、一般消費者にも認知してもらう取り組みになります。この事業は人材育成、地域活性化、販路市場開拓、広報・PRの4つの分科会で進めていて、その中の1つが「五泉ニット」のブランドマークを使用した認証商品の拡大です。五泉ニットのロゴマークが入った商品を、自社ブランドだけではなくアパレルブランドでも更に増やすことで「Made in Gosen」を広めていきたいです。

――人材育成の面で、若い方にはどのようなアピールをされているのですか?

五十嵐さん:現在はNSGカレッジリーグさんと五泉ニット工業協同組合、五泉市との取り組みで、国際トータルファッション専門学校に「ニットデザイン科」を設立しています。ここでは五泉市の企業で実際に高い技術を学ぶことができます。専門学生から見るとニットは地道に作るイメージが強いかもしれませんが、どうすれば魅力的な産業として見てもらえるのかを日々考えています。
また、広報や販路市場開拓チームでは継続的に販売する仕組みを進めていて、この冬から正式にECサイトの運用を開始する予定です。インターネット上で各会社のオリジナル商品を販売していきます。

――ECサイトのスタートによって全国どこからでも五泉ニットを購入出来るようになるのは嬉しいですね。

五十嵐さん:そうですね。他にも三越伊勢丹や阪急うめだ本店等で期間限定のポップアップストアの出店をしたり、百貨店や各地の展示会からお声掛けいただいたりしたことで、県外の方へアピールする機会も増えました。直近だと、10月31日(土)、11月1日(日)の2日間は「北方文化博物館の西門広場内施設」で今シーズンの秋冬物の展示販売会を開催します。また、11月4日(水)から1週間、石川県金沢市にある「大和百貨店香林坊店」1階でポップアップストアを出店予定です。今まで出会っていないお客様へアピールすることで五泉ニットの認知を更に増やし、深く結びつくことで、少しでも多くの方に「五泉ニット」を着ていただきたいと思っています。

――11月21日・22日に開催される今年の「五泉ニットフェス」も楽しみですね!

五十嵐さん:五泉市が盛り上がる2日間で大人も子どもも楽しめるイベントです。ニット製造過程が見れる工場見学はなかなかみることのできない貴重な機会だと思うのでぜひ参加してみてほしいですね。「五泉ニットフェス」でお待ちしています!

「五泉ニット工業協同組合」ホームページはこちら

【五泉ニット工業協同組合】
住所:新潟県五泉市吉沢1-1-10
電話0250-42-2156

母:セツコ

10/31と11/1の「秋冬物の展示販売会」も見逃せないわね!今年の「五泉ニットフェス」は行ってみよう~♪

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