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TOP > 新潟人 > 【五十嵐奨太さん(見附盆踊り保存会「紡ぎ」会長)】先人から受け継いできた「見附盆踊り」を次の世代につないでいきたい
2020年9月12日

【五十嵐奨太さん(見附盆踊り保存会「紡ぎ」会長)】先人から受け継いできた「見附盆踊り」を次の世代につないでいきたい

中越
新潟人

五十嵐奨太

プロフィール

五十嵐 奨太:新潟県見附市生まれ、見附市育ち。現在は工場の管理者として働きながら、昨年から見附盆踊り保存会「紡ぎ」を立ち上げ、会長を務める。「見附盆踊り」を次世代につなぐために新しい取り組みを企画し、保存活動に尽力している。

幼いころから身近にあった盆踊り

――五十嵐さんの生い立ちや人生観について教えてください。

五十嵐さん:私は見附市の葛巻で生まれ育ちました。葛巻は、見附市の地域の中では一番「盆踊り」が盛んな地域です。幼い頃から祖父や父の「見附盆踊り」で地域が繋がる動きを見てきました。そんな「見附盆踊り」を自分たちの世代から次の世代に繋げる事が最近では趣味になっています。「地域活動に貢献したノウハウを自分の人生の糧にし、いろんな人と繋がる事で人生を豊かにする」が人生観です。

――昔から盆踊りに触れてきているのですね。

五十嵐さん:そうですね。お祭りの時期になるとやっぱりわくわくします。幼い頃からそれがあたりまえで、今も変わらず夏は見附祭りから始まり葛巻の盆踊りで終わるイメージです。でも、私が住んでいる葛巻の地域は60~70年前まで葛巻新田と呼ばれていて、昔から見ればまだ新しい地域なんですよね。それ以外の江戸時代からあるような地域では、もちろん昔から盆踊りは行われていました。けれど、今となっては人口減少や少子化の影響で後継者がおらず、どんどん廃れていっている現状です。葛巻が今一番盛んになって残っていることもあり、継承されている地域です。今、大人がお酒を飲み、子供は色々なことで遊びながら楽しむお祭りの場というのは、町全体で行うとエリアが大きすぎて人が分散してしまいます。盆踊りは、ある意味範囲が狭くなるので密接な付き合いや交流の場が生まれます。だから、平安時代から始まった盆踊りも今ではいろんなところで残されたり無形文化財になったりしているのだと思います。東京の「中野駅前盆踊り」など場所によっては、今までなかったけど新たなコミュニティツールとして「盆踊り」が見直されているのではないかと思います。

五十嵐奨太

先人から受け継いできた「見附の盆踊り」を次の世代に繋いでいきたい

――見附盆踊り保存会「紡ぎ」はどんな活動をされているのですか?

五十嵐さん:先人から受け継いできた「見附盆踊り」を次の世代に繋ぐために保存活動をしています。具体的には、盆踊りイベントの企画・運営・実行や盆踊りの練習、歴史資料の収集などをしています。現在、メンバーは22人で普段は、会社経営者や一般会社員など様々な仕事をしている人が集まっています。年齢層も下は28歳、上は58歳と幅広い年齢の方が集まるので色々なジャンルの話をしています。普段の練習などを通じてメンバーの想いや情報が入ってきますね。「紡ぎ」の活動はもちろん、たまにお酒を含みつつコミュニケーションをとっているので大体誰が何をやりたいかの情報は得ているつもりです。

――「紡ぎ」として活動をはじめたきっかけは何なのでしょうか?

五十嵐さん:このままでは受け継いできた盆踊りが自分たちの世代でなくなるのではと思いました。後継者の問題もありますが、地元の人でも「盆踊りの場があるよね」くらいの認識と地元を離れた人たちは「盆踊りやっているんだな」という認識なので、先人たちに申し訳ないと思ったことがきっかけです。もう少し何とか広める悪あがきをしようと活動をはじめました。当初は、葛巻の盆踊り保存会として活動してましたが、1つの地域だけの力では継続も難しいと感じ、他の盆踊りを行っている地域に「見附地域の盆踊りを残すためにをみんなで協力して活動しよう」と話しました。そこから見附市全体の盆踊りを対象にした「紡ぎ」ができて見附市全域を対象にした団体を作り、アピールをしていくことにしました。気づいたら代表になっていましたね(笑)。

――仕事をしながらの活動は大変ではないですか?

五十嵐さん:正直大変ですね。イベントがあると色々な団体との打ち合わせもあり、帰りが遅くなったりするので理解してくれている家族には支えられています。そして、同じ思いの人が集まってこうした活動ができていることがとてもありがたいです。みんなの協力がなければここまではできないし、さらに先には進めないと思います。また、うれしいことにずっと見附に住んでいる人ではなく、違う地域から引越してきた方もやってみたらおもしろいといって「見附盆踊り」に参加してくれています。子どもと一緒に来て、太鼓を叩いて非日常を感じ、おもしろそうだなと感じてくれて続ける方も多いです。こうして、盆踊りの参加者が増えてくれるのはとてもやりがいに感じます。

五十嵐奨太

新しい試みに挑戦して若い世代を呼び込む

――「見附盆踊り」の魅力は何ですか?

五十嵐さん:見附の歴史がわかる「盆踊りの唄」の歌詞はもちろんですが、「オド・コド」と呼ばれている、二つのリズムで太鼓を叩く事が珍しい形の盆踊りです。踊りのステップも、12足と呼ばれている踊り方も、他の盆踊りではなかなかないところが魅力です。「オド・コド」を私が調べた限りでは、「見附の盆踊り」だけじゃないかと思います。

――活動にあたって「見附盆踊り」の歴史も調べていますよね。

五十嵐さん:そうです。地域の方に話を聞いたり、図書館に資料を用意してもらうなど周りの理解もあって活動しやすい環境です。見附盆踊りの歴史を調べれば調べるほど残すべきだと感じますね。現在、調査中ですが三条の盆踊りと共通点がありルーツが同じなのではないかと考えています。調べる作業は大変ですが、不思議と知りたいことが寄ってくるんです。パッと開くと知りたかったことがそこに載っていたりとか。こうした謎と発見に満ちている歴史も見附盆踊りの魅力のひとつです。

――「紡ぎ」での印象に残るエピソードを教えてください。

五十嵐さん:見附市が行っている「みつけるプロジェクト」に、昨年から参加した事で、人の輪が広がりました。一団体だけの力ではどうしようもできないことも見附市役所や企業のサポートがあり、出来ることが増えました。それをきっかけに、今年はコロナ渦の中でも、さらに新しい仲間の協力を得て、「withコロナの盆踊り」を開催する事ができました。改めて、昔から続いている盆踊りの人を繋げる力を再認識しました。

――「with コロナの盆踊り」も新しい試みですよね。

五十嵐さん:オンラインで踊る映像を配信することはよくあるけれど、一部をリアルイベントとして実施するのは「他でもやっていないのでは?」と思い、ソーシャルディスタンスを守りつつ、ある程度の人数が集まれる公共施設でも見ることができるようにしました。このお祭りを本当に楽しみにしている方は、高齢者の方が多いです。年齢的に踊れなくても雰囲気だけ楽しみたいという方もいます。実際の声を聞くと、オンラインで見たいけど携帯の使い方がわからないという方もいました。そういう方でも、近くの公民館などであれば、コミュニティバスや車などで行くことができるんですよね。その行く先で、「オンライン配信をしたら昔を懐かしむこともできるし、気分を味わうことができるよね」という話になり、見附市という狭い範囲ではありますが、全世代が楽しめるものにしようと他と違う取り組みをしました。見附市や企業のサポートもあり、実現しています。

五十嵐奨太

盆踊りを通じて、「地域、世代を紡ぐ」。

――今後、挑戦したいことはありますか?

五十嵐さん:今はある程度、見附の中で盆踊りというのが認知されるようになりました。次の身近な問題として、今度は自分たちの後をどう引き継ぐか、後継者の募集をしないといけないと考えています。「盆踊りを通じて、地域・世代を紡ぐ。」これをモットーにして、各地域で残っている盆踊りの魅力を地域の人に再認識してもらい、次の世代の私たちの仲間を増やす為、地元の若い子たちが所属する団体などいろんなジャンルの人と一緒に盆踊りイベントを企画していこうと思います。それをきっかけにその子たちが盆踊りに関しても一緒にやってくれるといいなと思います。

――あとは、無形文化財への登録も夢ですよね。

五十嵐さん:その通りです!まず1番の目標としては「見附盆踊り」を無形文化財にすることですね。なかなか「見附盆踊り」に関する歴史的資料がないので・・・。資料が発見されればすぐ認定はできるのですが、それがないと難しいんですよね。でも、1回言ったことは実現しないと気が済まない性格なので(笑)。それにみんなが協力してくれているので実現させたいです。

今回実施した「紡ぎの盆踊り」の詳細はこちらへ

五十嵐奨太

見附市にあるカフェダイニング「ブエナビスタカフェ」取材場所をご提供いただきました。

五十嵐奨太
(左:ブエナビスタカフェオーナー大桃泰通さん 右:五十嵐奨太さん)

母:セツコ

盆踊りを通じて、「地域、世代を紡ぐ」。って素敵ね!

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