【白岩ましろさん（フリーアナウンサー）】その人らしい人生のお手伝いを

プロフィール
白岩ましろ（しらいわましろ）：京都市出身。大阪の大学に進学し、2012年にエフエム新潟へ入社する。専属ラジオパーソナリティとして3年間活動後、フリーランスへ転身。フリーアナウンサーとしてラジオの他にもナレーション、TVレポーター、司会、アナウンス講師などを務めるほか、ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、お金や保険にまつわる講演やセミナーを行っている。

ガタチラスタッフ：『新潟人113人目はフリーアナウンサーの白岩ましろさん。幼少期にラジオにハマり、それからラジオパーソナリティを目指して夢を叶えた白岩さん。現在はフリーアナウンサーとして、ラジオだけでなく様々な場面で活躍されています！そんな白岩さんのこれまでと今後の目標にに迫りました！素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました！』

ラジオ大好き少女からラジオパーソナリティへ

──ご出身は京都府なんですよね。

白岩さん：そうなんです。高校生まで京都で過ごし、卒業後は大阪の大学の経済学部に進学しました。その後、就職をきっかけに新潟に移住しました。

──学生時代からメディア業界を目指していたのですか？

白岩さん：幼い頃からラジオが好きだったので、「ラジオの仕事をしたい」と思うようになりました。自分の部屋にテレビがなかったので、いつもラジオを聴いて過ごしていましたが、周りにはラジオを聴いている人はあまりいなかったですね（笑）。音楽も好きで、好きな曲がかかるとMDに録音していました。

──就職活動はラジオ局一本だったのですか？

白岩さん：就職活動していた2011年は東日本大震災の年で、当時は震災の影響で採用を見合わせる企業が多く、ラジオ業界も同様でした。その年は全国で2社の採用しかなかったのですが、幸いにも「エフエムラジオ新潟」とご縁があって入社することができました。

入社6日目で番組を担当

──ラジオパーソナリティを目指していたのですか？

白岩さん：ラジオの仕事で表立って知ることができたのがパーソナリティやアナウンサーしかなかったので、自然とパーソナリティを目指していました。しかし、実際には演者としてだけではなく選曲や企画、取材音声の編集、番組づくりなども経験でき、ゼロからイチを生み出す精神がとことん養われました。

──その中でも特に大変だったことは何ですか？

白岩さん：大学卒業したばかりで経験もないのに、入社から5日後には番組に出演したことですかね(笑)。未経験者がいきなり話していいのかと不安でしたが、やるしかなかったですし、無我夢中でした。座って話していたのに終わったら脚が筋肉痛になっていたんです（笑）。それだけ体をガチガチに緊張させながら話していたのを覚えています。

──現在はフリーとして活動されているのですね！

白岩さん：エフエム新潟には3年間所属して、2015年からフリーランスになりました。今はラジオで経験したことを活かして、テレビレポーター、ナレーション、イベント司会などをしています。それまでは会社に所属していたので、確定申告や国民年金、国民健康保険、税金のことも分からず、フリーになった当初は毎月のように引き落とされるお金の多さに驚いていました。経済学部出身なのに（笑）「このままではいけない」と思い、そこからお金の勉強を始めたんです。

──会社に所属していると、確定申告や税金のことは任せきりになりがちですよね。

白岩さん：最初は銀行や証券会社、保険会社などに相談していましたが、どうしても商品の勧誘をされてしまい、相談しづらいと感じました。その時に勧誘抜きで安心して相談できる方を紹介してもらい、今はそのスタッフと一緒にファイナンシャルプランナー（FP）としても活動をしています。「フリーアナウンサー」と「FP」どちらの相談もお受けしているので、気軽にお声がけください！

大好きな新潟のために貢献したい

──新潟を拠点にしたのはなぜですか？

白岩さん：新潟にはお世話になった方がたくさんいたので、新潟を離れる選択肢はありませんでした。私は新潟が大好きです！もちろん両親のこともあるので、いずれは地元と新潟の両方を拠点にしたいと考えています。

──新潟の魅力はどんなところですか？

白岩さん：暮らしている方の人間性が良いところや食べ物が何を食べても美味しいところ、自然の中で遊べるところですね。関西にいた頃は海やスキー場へは気軽に行けませんでしたが、新潟ならどこでもすぐに行けるので贅沢です（笑）。おもしろいお店もたくさんあり、訪れたお店やスポットはSNSで発信しています。私を通して、新潟の魅力を広めていきたいです。

──今までで印象に残るエピソードを教えてください！

白岩さん：子供から大人を対象に「話す」ことを講師として教えているのですが、そのレッスンで見える子供たちの成長ですね。レッスンに参加した当初は恥ずかしがっていた子が、数ヵ月で物怖じせずに話せるようになった姿を見ると、話すということは自信に繋がっていると思います。

──自信がないと声も小さくなってしまいますよね…。

白岩さん：声の大小は、“自信”と“覚悟”というマインド的な差だと思います。声の通り方はちょっとしたコツで変わるんです。また私自身、コミュニケーションが得意だと思われがちですが、悩むことが多いので、もっと勉強してその経験を多くの人に伝えていきたいです。

──最後に、今後挑戦したいことを教えてください！

白岩さん：2022年から「√ MyPLACE（ルートマイプレイス）」という屋号をつけたので、いずれは法人化したいと考えています。「√」はあえて記号として屋根のような形になると思いつけていますが、「道」の意味の「ROUTE（ルート）」もかけています。「私の居場所への道」という意味です。フリーアナウンサーとしてもFPとしても、「その人がその人らしくいられるお手伝い」をしていきたいです。自分自身が失敗ばかりしていたので、その経験を生かして壁にぶつかったり悩んだりしている人のお役に立てればと思います。

【√ MyPLACE】
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